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クラシックはコピー?

ちょっと前のこと、オジサン三人で花見モツ鍋宴会を足羽河原でしたのです。
そして案の定、二次会でライブ飲み屋さんへとどかどかなだれこんだのです。

そこでまたどうでもいいことをグダグダ喋っていたのですが、
コピーバンドは「やっぱりおもしろくねえ」とか言う話になって、
「クラシックはコピーだから嫌いだ」などという発言があったのです。

私、そこそこ酔っていてちょっとシドロモドロ状態でしたので「あれー、なんかオカシナこと言ってるな」
と思いながらも反論をせずにいたのですが、今日までそれがブスブスとくすぶっていたのです。

みなさんどう思います?「クラシックはコピー」ですか?
確かに使う楽譜はほとんど同じだから聴こえてくる音の並びやサウンドは「みなさんお互いコピーし合っているんじゃない」
と思われてもしかたないよね。
でもポップスのコピーみたいにオリジナルとか大御所とか元祖とかいうモデルはないんです。

そうクラシックにはコピーするモデルとか原点がないのです。

では何が原点なんじゃろ?
やっぱりそれは楽譜しかないでしょ。
だから、まともな人は楽譜、楽譜っていつも言ってます。
作曲者の自筆譜まで辿ったり、イタリアの図書館の古文書をひっくり返したり。

作曲家の意図になるべく近い楽譜を求めてさ迷い歩く。
間違っても、お弟子さんにスズキをあてがうことなどない。

でもね、クラシックの世界もかなりいい加減な人は沢山います。
以前テレビの番組である指揮者がほざいておった。
「指揮者は持ち物は少ないんですよ」「指揮棒とスコアとCDがあればいいんです」
ちょっと待たんかい、にいさん。スコアはいいけどCD聞いてコピーしてどうしなさるんじゃ?

そのにいさん、最近見かけません。やっぱり、世の中なめたらあかん。

楽譜から恐ろしいほどのインスピレーションが湧き出てくるのが天才なんですけど、
それだけではあきません。
音楽を紡いでいって、織り込んでいく力がないとダメ。

楽譜から自分だけのオリジナルモデルを醸し出して、なおかつ「あんたがそう来るなら、あたいはこう行く」と、
即興的に丁々発止と激しくやり取りするインプロビゼーションが必要不可欠。

チェリビダッケは「音楽は立ち上がらなければならない」みたいなことをおっしゃったが、
音や音楽が立ち上がってから初めて次の音楽の糸を織り込んでいくことができる。
音楽が立ち上がる前に次の音に移行したのでは音楽を織り込んで行くことはできない。

このことはクラシックも常にインプロビゼーッションの瞬間の連続であるというお考えなのです。

だからクラシックは断然コピーなんかではないのです。

クラシックがコピーだったらオイラは狂うことなどなかったぜ。




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プロフィール

漂泊のオケマン

Author:漂泊のオケマン
15歳よりフルート、

25歳よりオーボエ、

40歳よりヴァイオリンを始める。

現在は福井交響楽団ヴァイオリン奏者。

2003年、民族楽器アンサンブル「豪音」を結成。

2009年、「福井バロックノーツ」を結成。

幼稚園、学校、施設での音楽講座、コンサートを活発に行っている。

子どものヴァイオリン教室・大人のヴァイオリン教室を福井市宝永の自宅と勝山ニューホテルで開いている。

見学・体験レッスンもOK。

詳しくはNスタジオヴァイオリン教室ホームページまでどうぞ

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