--

--

コメント

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nstudio.blog129.fc2.com/tb.php/160-dc407a66

05

22

コメント

二つの大問題があったのだ

先週の金曜日は例によって大先生のレッスンの日。

今回は先程の研究発表会の録音と録画を聞きながら反省。さらに、二回目を聞きながら講評と説明を受ける。

へえーっ、俺のヴァイオリンってホールではこんな音がするのかあ。

そんなに悪くないけど、音色が高音の方に偏っている感じだなあ。自分では結構太い音だと思っていたのに。

「実際こんな音に聴こえるんですか?録音のせいでは?」
    「いや、この通りです」 
 ※ 客席に届く音色の問題

楽譜に記載されている音をホールに響かせることは至難の業。(つまり出そうとする音が響きを伴って鳴っていない):::左手のタッチが成立していないので倍音系の音に支配されている。

カシャカシャ、グシャグシャに聴こえる箇所は弓圧をかけ過ぎで鳴っていない。(つまり、弦の回転がいびつになり、これも倍音系の音が多くなる)

時々音が広がりホールに残響が残る。:::この瞬間タッチが成立していて楽譜通りの音が響きを伴って鳴っているとのこと。「なるほどなるほど。残響が残る音を出さなければいけないのか」:::そこから僕の耳の焦点が変わった。

普段練習する場所によってその人の耳が育っていく。:::残響が聞き取れない練習室で練習すれば倍音系主体の音で音楽を形作る悪癖になって行く。:::時々は大きな部屋を借りて残響を聞く練習をしなければいけない。

「曲想が変わる所で場面転換が不十分だなあ」「休止符の後の入りが曖昧、無神経、いい加減だなあ」    「実は二つとも同じ原因から来ています」
※ 音楽を創り上げていくアプローチの根本的誤り

僕がお弟子さんにいつも指摘していること:::楽譜の音を羅列するのではなく、活き活きと音楽が持っている躍動感を表現する:::そのアプローチが出来ていなかった。

特にバロック音楽は内在する音の運動を楽譜から読み込んでいくことが重要。
音の運動がテンポを決めるのであって、メトロノーム的テンポに音楽を嵌め込んでいくことの愚を犯してしまった。

テンポ感とはつまりビート感まで表現しないといけない。同じテンポでもビートは様々に存在する。

ヘンデルの急い楽章は清潔で高貴でシャープなビート感が要求されるが、泥田に足を取られるような誠にゆるいビート感であった。

オケの練習でも「縦の線を合わせる練習なんて意味ないじゃん」と言っていた自分が、実は音の運動という視点から音楽にアプローチすることが徹底されていなかった。音楽は常に中側から創り上げなければいけないのだがそれを外側からやっていた。


この大きな二つの問題が明らかにされたのだから今後の僕は凄まじく変容しなければいけない。
スポンサーサイト
管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nstudio.blog129.fc2.com/tb.php/160-dc407a66

プロフィール

漂泊のオケマン

Author:漂泊のオケマン
15歳よりフルート、

25歳よりオーボエ、

40歳よりヴァイオリンを始める。

現在は福井交響楽団ヴァイオリン奏者。

2003年、民族楽器アンサンブル「豪音」を結成。

2009年、「福井バロックノーツ」を結成。

幼稚園、学校、施設での音楽講座、コンサートを活発に行っている。

子どものヴァイオリン教室・大人のヴァイオリン教室を福井市宝永の自宅と勝山ニューホテルで開いている。

見学・体験レッスンもOK。

詳しくはNスタジオヴァイオリン教室ホームページまでどうぞ

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Designed by

Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。