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旅のチカラ:::葉加瀬太郎

アイルランドにはテレビなんかないんじゃないの? :::と思わせたテレビ番組でした。

もちろんテレビはあるだろうし、コンビニもあるだろうしひょっとしてカラオケもあるかもしれない。

でもそれらすべて、現代社会を「便利」にしているなんとなく「鬱陶しい物」たちから遠く離れた「ネイティブな生活」がアイルランドには、まだまだあるのではないだろうか。

9月22日だったと思う。旅のチカラ「バイオリンは歌う、フィドルは踊る、葉加瀬太郎」(再放送)は心に残るいい番組だった。

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葉加瀬はCDで聴き心を動かされたフィドル奏者マーチン・ヘイズ氏を訪ねる。

葉加瀬が「何か一曲を」と切り出すとヘイズさんは「ザ・ブロークン・プレッジ」という曲の一節を。

葉加瀬は「僕を泣かせないで」と感涙。お返しにと葉加瀬が有名な「サリー・ガーデン」を弾きだすとヘイズさんが後を追う:::が全く違う音楽が同時並列に進行。

葉加瀬のアプローチとヘイズのアプローチが正反対。あの葉加瀬の音楽がアカデミックに聞こえてしまう。アカデミックとネイティブの扉が開かれて部屋の真ん中で出会っているみたい。

ご覧のとおりヘイズさんの奏法は決しておすすめできません、特に左手は悪い見本の典型。面倒くさい肩当てを取り払って左手で楽器を支えているとこのような奏法に。でも、そんなこと伝統音楽の世界では何ら問題ありません。

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二人が軽いセッションをしていると部屋に家族がどんどん集まってくる。

中学生みたいな女の子がフィドルを弾きだす、小学生の男の子がティンホイッスルを吹きだす。

極めつけはヘイズさんの妹の唄。(歌ではない唄なのだ)これぞ本物のアメイジングヴォイスかもしれない。

「マイ・ボニー・ブルーアイド・ラジー」という悲しい曲をネイティブアイルランドの節回しで唄う。

葉加瀬はさらに感涙にむせび、再び「僕を泣かせないで下さい」と。僕もあわや落涙。染み入るー!

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いろんな素敵なシーンがありましたが、このシーン僕にとってはこれが最高の山場でした。

葉加瀬はヘイズさんの古くからの友人で有名なケニーバンドのフィドラー、マーク・ドレリンさんにインタビュー「あなたにとって音楽とは?」:::よくある陳腐な質問。

広い彼の農場でフィドラーが語る「僕は音楽を考えたことなどない。音楽は毎日の生活が反映されるもの。僕にとって仕事と音楽はうまくミックスしている。すばらしい演奏の場は与えられているがそこから現実の生活に戻る時が僕は好きだ。」

最高の含蓄のある言葉だ。生活と音楽のバランスがとれている人ならではの哲学的でわかりやすいメッセージ。

アイルランドは一度は行かねばなるまい。
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プロフィール

漂泊のオケマン

Author:漂泊のオケマン
15歳よりフルート、

25歳よりオーボエ、

40歳よりヴァイオリンを始める。

現在は福井交響楽団ヴァイオリン奏者。

2003年、民族楽器アンサンブル「豪音」を結成。

2009年、「福井バロックノーツ」を結成。

幼稚園、学校、施設での音楽講座、コンサートを活発に行っている。

子どものヴァイオリン教室・大人のヴァイオリン教室を福井市宝永の自宅と勝山ニューホテルで開いている。

見学・体験レッスンもOK。

詳しくはNスタジオヴァイオリン教室ホームページまでどうぞ

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